学校と加害者は結託しやすい

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いじめがわかると、

学校の評判DOWN

・生徒が減る

・経営が傾く(私立)

・退職金が減る(公立)

いじめはなかったことにしたい 学校

利害の一致

いじめをごまかしたい

加害者(なかったことになるから、いくらでもやり放題だ)

加害者の親(子どもが少年院に入ったらたいへん。

どんな手を使ってもごまかさなきゃ)

いじめもみ消し

証拠画し 口止め

クラスメートへの口封じ

いじめが起きたら、さまざまな情報が流れてきます。

感情的に流されるのではなく、

こういった構造が背景にあることを判断の材料にすべきです。

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学校がもみ消しに走ると、

保護者たちは一斉に学校に従い、

しかも、被害家庭バッシングを始めることがあります。

学校の成績や推薦をもらうには、先生に従うしかない

いじめる側につけば安全。いじめられずにすむ。

親がこういった間違った観念を持っていることも大きいのです。

そしてさらに……

(自分の子の出身校で

いじめや自殺があったことがわかると、

自分の子の経歴が汚れる)

(そうだわ。被害者のせいにすればいいのよ)

泣き寝入りさせればいい

残念なことに、これらはすべて実例です。

被害家庭バッシングの数々

「町から出ていけ」嫌がらせの手紙

無言電話

ウソの噂を流す でっちあげの悪口を言う

「裁判はカネ目当て」「本当は実の親子じゃない」

「家庭が複雑で、親に問題がある」「保険金ほしさに子どもを殺した」

村八分にする

ゼッタイにこんな間違ったことをしてはいけません。

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どんなに

被害者に原因を捏造したり、

自分たちの行為をすりかえて、

いじめを正当化しても、

起こった事実だけを見返せば、

いじめ加担をごまかすことはできません。

自分のしたことから目をそむけ、

事実にフタをし、

いじめを正当化することは、

人間性も良心も汚れていきます。

罪をおかした事実から逃げることはできないのです。

それは一生ついてまわるでしょう。

いじめを見逃し、加担するなら、

その後悔をこれからずっと引きずっていく覚悟が必要です。

そして、学校や親がもみ消しに走ると、

それを見ていた子どもたちも曲がってしまいます。