できる限り早く学校へ話し合いに行きます。
まずクラスへの影響が大きい担任から話を始めます。
担任が動かない場合は、順次、
力関係が上の人(→教頭→校長→教育委員会)へ直接会いに行きます。
「いじめがある・ない」の話にされると、らちがあきません。
だからこそ証拠を出して、「具体的な対策」を求めるわけです。
そして、対策の進み具合を確認する「期日」を、必ず約束します。
期日がないと、のらりくらりと取り組んでくれないことがあるからです。
「責任」よりも「対策」を求めた方が、対処が期待できます。
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昔の先生は正義感が強く、もっと対応してくれていたのではないでしょうか。
当時は、先生個人にまかされる裁量が広かったのだと思います。
しかし、今の先生が個人でできることには、限界があります。
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たとえば加害者に指導しても
先生「Aさんのモノを隠したり、殴ったりしたでしょう。それはダメ」
加害者親「どこに証拠があるんですか? 人権侵害です!」
「こんな先生辞めさせて」
と加害者が開き直ることが多い上、騒いで攻撃してきます。
さらに、校長や教頭が自分本位だと。
(いじめ対策をとる=いじめがあった(認めることになる)
→自分が言及されるかも。帰任問題。裁判不利)困ったぞ
そうだ!こうしよう
「・いじめはない
・だから、対策をとらない
・対策をとるような先生は個人が勝手にやった。学校の問題ではない。
・対策をとった先生は移動させればいい」
加害者親「あの先生と被害家庭に傷つけられた」
加害家庭から中傷されたり、
辞任や異動に追い込まれたりします
(いじめを止めさせようと、正しいことをしたはずなのに)
先生もリスクが大きいのです。
だからこそ、親は担任まかせではいけません。
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×ただ相談しただけでは、なかなか動いてくれません
いじめに対処するには、先生自身も大きなリスクを背負います。
また、どうすればいいかわからない先生もいます。だから、何もしないのです。
「いじめられています。なんとかしてください」
これだけですと……
「わかりました」「注意してみます」「「様子をみましょう」」
内心(自分の身の方が大切。リスク・対応を背負いたくない)
結局、放置
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○対策を得られやすい交渉の仕方
「これが被害事実です」
「今週中に相手からも聞き取りしてください。○月○日までに進展報告をください」「対策方針を文書でください」
「改善が見えない場合は、教頭・校長先生にお伝えして、学校で取り組んでいただきます」
毅然として こうして文書を出し、具体的に要求すると
(対処しないと、職務怠慢の恐れも? 責任問題?)
(教頭や校長に報告されると評価が下がる)
「コラーッ!やめろ」ともかくやめさせよう
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親が具体的な根拠を持って、証拠や書類を使い、
いじめへの対処を求めれば、
学校側は動かざるを得ないものです。
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