いじめかな?と思ったときに、 できること
いじめに気づいたとき、聞きたいことは山ほどあると思います。
けれども、「どうして言わなかったの? 誰が何をしたの?」と
お子さんを詰問しないでください。
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●興奮したり、詰問しないで
「お母さん、実は学校で……」
「え〜っ! いったいどうして! 誰が何を?」
(どうしよう。言わなければ良かったかも)不安
●まずは気持ちを受けとめてあげましょう
「お母さん、実は学校で……」
「話してくれてありがとう。つらかったでしょう」
(話してよかった)安心
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そして、「絶対にあなたの味方だからね」と、はっきり宣言してあげます。
状況や対策は、「話していいんだ」「自分は見捨てられない」という
安心感を持ったそのあとで聞けばいいのです。
また、お子さんは、親に話すことで、いじめが陰湿化したり、
「チクッた」とさらにエスカレートすることを恐れて、なかなか話せません。
なので、お子さんの了解を得て進めることを約束してください。