いじめと父親との関わり

ふだん子育てを妻まかせにしてしまう男性は多いものです。

ところが、父と子の関わりが、

いじめと大きく関係していることを知っていますか?

実は、お父さんと子どもとのコミュニケーションが

とれているほど、子どもに社交性が現れ、

できていないほど、不安度や攻撃性が高まります。

攻撃性が高いというのは、

いじめる側になりやすいということです。

「いじめられるよりマシ」と思うのは大きな間違いです。

いじめる子は、心が不安定

→攻撃性が高い

→劣等感やストレスが高い

すると当然、勉強に集中できません。

また、いじめっ子の6割もが

社会に出てから犯罪に走っているという

データもあります。(ダン・オルウェーズ博士)

育児を妻まかせにして、

仕事ばかりで家族に向き合わないのは、

一種の家族へのネグレクト(放棄)なのです。

「お父さんが目の前にいながら、自分の方を向いていない」ことが、

子どもにとって自分の存在を否定され、

自分は価値がないように感じて、不安や攻撃性を高めます。

ですから、父親がいない母子家庭では

むしろこういった問題はあまり起きていません。

いじめをさせない・いじめを受けないことは、

お父さんだからこそできる

お子さんの将来を守ることなのです。

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