いじめられている子に、言ってはいけない言葉

お子さんからいじめの話を聞いたら、気をつけてほしいことがあります。

それは次のような言葉です。

ここに上げたような言葉は禁句です。絶対に言わないでください。

「あなたにも何か悪いところが、あったんじゃないの?」

イジメは被害者の問題ではありません。

加害者と場によって起こされたもの。

自分を信じてもらえない、わかってもらえないという

絶望感を与えます。自殺にも走りかねません。

「もっと強くなりなさい」

絶対禁句です。加害側は大人数で、ずる賢い。

被害者のガマン強さは往々にして孤立を助長します。

一人でがんばってはいけないのです。

「ガマンしていれば、そのうち収まるよ」

そうでしょうか?

ほうっておくと、エスカレートします。

加害者が嫌うのは、バレることと反撃。

火は小さいうちに消せ!です。

「男でしょ。やり返しなさい」

やり返したことを因縁づけられ、悪化するケースも。

男女も関係ありません。

それに、自分がされて嫌なことを相手にするのは、価値観を崩します。

「気にしすぎじゃないの?

あまり気にしないようにすれば」

そのままでは、解決しません。

まわりが助けてくれないと感じると、本人は絶望的な気持ちになります。