有害サイト、プロフの対処法

◎有害サイト、プロフとは

有害サイトは、子どもたちには見せたくない

薬物、売春やAV、自殺サイトなどです。

恐ろしいことに、覚せい剤の入手方法や大麻の栽培法、

裸や性行為の画像や動画がついたもの、

自殺の具体的な方法や出会い系サイトなどがあります。

こういったサイトに、子どもたちをアクセスさせるのは危険です。

プロフとはプロフィールの略で、

自分を紹介するページを作成できるサービス。

中高生に人気があり、気軽に自分の情報を書きこめることから、

個人情報が流出してしまう危険があります。

ネットいじめの例として、

本人の知らない間に「エンコーしてます」などと書きこまれ、

勝手に住所を公表されたり、ストーカー被害にあう、

顔写真とグラビアのヌード写真を合成されて、勝手に掲載される

といった事件が起きています。

◎調査、検索

自分の個人情報が勝手に流用されていないかを調べるには、

検索をしてみることです。

グーグルやヤフーといった検索サイトで、

「名前」「学校名」「住所」「電話番号」「あだ名」「メールアドレス」などを

入力してみましょう。

もし出て来たら、まず証拠として保存してください。

その次に、効果的な削除依頼のしかた(●ページ)を参考に、

削除依頼をする必要があります。

◎対策:フィルタリング

フィルタリングとは、有害なサイトへのアクセス制限サービスです。

基本的に、購入時にフィルタリングをつけて契約することです。

多くの先進国では、子どもへのフィルタリングは常識。

有害サイトへ1クリックで子どもがつなぐことができる

日本の状況は、危険が野放しにされているようなものです。

◎対策:ネットのルールやリスクを教える

子どもたち自身も、危険な目にあっていいとは考えていません。

何がどう危険なのかを知らなかったり、

わからない場合が多いものです。

有害サイトがどうして危険なのか、

どんな被害にあうかについての勉強会なども効果をあげています。

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■代表的なプロフ

前略プロフィール

http://pr.cgiboy.com/

マイプロフィール.jp

http://myprofile.jp/

■有害サイトの例

裏のアルバイト

激裏情報

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■対処法サイト

警視庁「ケータイ・インターネットと子どもたち」

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/keitai/keitai.htm

●NTT docomoアクセス制限サービス」

ケータイから局番なしの151、または0120-800-000

●KDDI au「EZ安心アクセスサービス」

ケータイから局番なしの157、または0077-7-111

●SoftBank「ウェブ利用制限Yahoo!きっず」

ケータイから局番なしの157、または0088-21-2000

(出典『ネットいじめ対応アドバイザー要請テキスト』)