24時間、不特定多数の恐怖

現在、携帯電話の所有率は中学生で約6割、

高校生以上ではほぼ100%です。

(株式会社サーベイリサーチセンター調べ)

「殺すぞ」「まじキモイ」「いつ死ぬの?」

「うぜ〜奴」「帰り道に気をつけろ」

こんなメールが毎日届いたら、

誰だっていたたまれない気持ちになります。

その上、一日に数百通もの大量な数。

しかも、匿名だけに

誰がやっているかもわからない。不気味です。

相手がわからないと、不安と恐怖が増します。

笑い声が聞こえただけで、

自分をあざ笑ってるように思えたり、

全員が自分を攻撃しているような

疑心暗鬼になります。

しかも、それが24時間、

一日中くり返されるのです。

学校でのいじめは、家に帰れば安全ですが、

ケータイいじめは

家にいる間も一日中続きます。

一秒も気が休まりません。

このままでは不登校、うつ、ノイローゼになってしまいます。

相手がわからない匿名性、

そして24時間エンドレスの誹謗中傷。

これがケータイいじめの恐ろしさです。